手接足尾神社の手差し ぞうり
昔から手と足の安全,健康 の守護神として信仰が厚く,祈願のさい手足の用具である「手差し」,「草履」等を供えて 願をかける風習がいまだに残っているそうです。画像は草履や手差しがかけられている光景。
静神社のお使い神(白蛇伝説)
常陸風土記久慈郡の章に、
「郡の西に静織(しどり)の里がある。大昔絞(しす)を織る人がひとりもなかったとき、この村が初めて絞を織り出した。それ以来この里を静織の里というようになった」
とあるように、この土地の先祖たちは綾織りという特殊な技術をもっていました。古代の織物は、麻、カジ、コウゾ、タクといった木から取った繊維の糸がそのまま織物の原料となったところから、織物は帛(きぬ)でありそれは無地でした。この時代にあって、唯一最高の衣服生地生産にあたる司びとは特別扱いされていたに違いなく、またその製作にあたっては、村人が一所懸命の奉仕をしたようです。
白い糸から白い織物になっていく仕事振りを、遠くから見れば、それは静森の緑の丘を這っている白蛇のように見えたのかも知れません。ここから、静神社のお使い神は白蛇だと言われるようになったのです。
「郡の西に静織(しどり)の里がある。大昔絞(しす)を織る人がひとりもなかったとき、この村が初めて絞を織り出した。それ以来この里を静織の里というようになった」
とあるように、この土地の先祖たちは綾織りという特殊な技術をもっていました。古代の織物は、麻、カジ、コウゾ、タクといった木から取った繊維の糸がそのまま織物の原料となったところから、織物は帛(きぬ)でありそれは無地でした。この時代にあって、唯一最高の衣服生地生産にあたる司びとは特別扱いされていたに違いなく、またその製作にあたっては、村人が一所懸命の奉仕をしたようです。
白い糸から白い織物になっていく仕事振りを、遠くから見れば、それは静森の緑の丘を這っている白蛇のように見えたのかも知れません。ここから、静神社のお使い神は白蛇だと言われるようになったのです。